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2009.7.1 Dr.Aの学習ノート(41)7月号
Schmidt症候群 ・橋本病と特発性アジソン病の合併
HAM症候群 ・特発性副甲状腺機能低下症+アジソン病+モニリア症
偽性アルドステロン症 ・高血圧、低K血症、レニン活性低下、アルドステロン分泌も低下 ・グリチルリチン投与、DOC・コルチコステロン産生腫瘍、Liddle症候群が原因
続発性アルドステロン症 ・レニン分泌亢進によりアルドステロン分泌も亢進 浮腫性疾患、腎血管性高血圧、レニン産成腫瘍、Batter症候群が原因
褐色細胞腫 ・カテコラミン産生腫瘍で、90%が副腎髄質、10%が交感神経系から生じる褐色の腫瘍で、 成人に好発し、大きな腫瘍が多い。 ・10%disease 悪性、家族性、小児例、両側性、副腎外などが全て約10%の頻度 ・合併症 von Recklinghausen病、MENU型(Sipple症候群) ・治)α-ブロッカーがfirst choice、β-ブロッカーの単独投与は禁忌 腫瘍摘出術
多発性内分泌腺腫症 ・MEN T型(Wermer症候群) PPP 副甲状腺過形成、膵島細胞腫、下垂体前葉腺腫 ・MEN U型(Sipple症候群) PTA 甲状腺髄様癌、褐色細胞腫、副甲状腺過形成 ・MEN V型(Ub型) U型に似るが副甲状腺機能亢進症の合併はまれ。
肥満症 ・Froehlich症候群:視床下部障害による肥満+性腺機能低下 ・Laurence-Moon-Biedl症候群:常劣遺伝。肥満+性腺機能低下+網膜色素変性症 ・Prader-Willi症候群:HHHO hypogonadism+hypomentia+hypotonia+obesity
ビタミン欠乏症 ・ビタミンA(レチノール):夜盲症、眼球乾燥症 ・ビタミンB1(サイアミン):脚気、Wernicke脳症、赤血球トランスケトラーゼ活性の低下 ・ビタミンB2(リボフラビン):皮膚炎、舌炎、口角炎 ・ビタミンB6(ピリドキシン):皮膚炎、口角炎、多発性末梢神経炎 ・ナイアシン(ニコチン酸)・トリプトファン:ペラグラ(光線過敏性皮膚炎、下痢、痴呆) ・ビタミンB12(コバラミン):巨赤芽球性貧血、Hunter舌炎 ・ビタミンC(アスコルビン酸):壊血症 ・ビタミンD(カルシフェロール):くる病、骨軟化症 ・ビタミンK:出血傾向
血糖上昇ホルモン ・アドレナリン、コルチゾール、グルカゴン、成長ホルモン
糖尿病性ケトアシドーシスDKA ・尿ケトン体強陽性 ・アニオンギャップ上昇した代謝性アシドーシス
高浸透圧性非ケトン性昏睡 hyperosmolar non-ketotic coma(HONK) ・高齢者の2型DM,比較的緩徐に発症 ・高度の高血糖 ・尿中ケトン体は陰性
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