糖尿病
GLP-1の治療への応用
DPP-4阻害薬:ジャヌビア、エクア、グラクティブ
GLP-1受容体作動薬・ビクトーザ
ビクトーザ:体重減少
インクレチン製剤の共通の特長
1.インスリン分泌促進薬だが従来薬とは作用機序が異なる。
2.グルカコン分泌を抑制する(空腹時血糖を下げる)
3.単独使用では低血糖を起こしにくい(SU薬併用では注意)
4.膵β細胞の保護作用
5.体重増加を来さない。
グルコース持続モンタリングシステム
2010年4月保健適応 入院のみ
ブリットルタイプに対応
α-GIのDM発症予防効果
・VICTORY試験、日本人で初めてα-GIのDM予防効果を証明した。
境界型 ・IGT:impaired glucose tolerance負荷後血糖が高い
・IFG:impaired fasting glucose
高リスク例ほど有用
糖尿病の診断基準(新)―2010年
HbA1C 6.1%以上
日本の値は米国のHbA1Cより0.4%低い。
糖尿病と癌
肝癌が最も多く、次いで肺癌、膵癌
日本人一般の悪性腫瘍の頻度と異なる。
FBSが高いほど胃癌の発生率が高い(久山町研究)
ピロリ菌陽性群に於いて空腹時血糖高値は胃癌の危険因子になる。
DMによって多くの臓器の発病リスクが高まる。
メトホルミン単独群は発癌率が低い。
SU薬、インスリン治療群では発癌率が高い。