医療法人 阿部医院 カトレア総合医療ビル 緊急の連絡用に携帯にURLを |
<<
一覧へ戻る
>>
2007.5.1
|
肩・腰・膝痛の原因疾患
1.肩→パンコースト腫瘍 →髄膜炎⇒項部硬直、嘔吐 →掌蹠膿疱症⇒中年の手掌、足底に膿疱を多発し寛解と増悪を繰り返す。 10%に骨関節痛あり。
2.腰→副甲状腺機能亢進症⇒骨粗鬆症をおこす。Ca製剤を投与すると高Ca血症となり、 吐き気をおこす。頚部エコーを行うこと。 →関節症性乾癬⇒1〜5%。皮疹の重症度にかかわらず関節症状が出現。 →腹部大動脈瘤破裂⇒腰痛が初発症状の時は来院までに2日かかる。腰痛が徐々に ひどくなる。
3.膝→伝染性紅斑⇒ヒトパルボウイルスB19のIgM抗体。小児との接触機会の多い若い女 性。発熱から1W后に膝痛。 →偽痛風⇒ピロリン酸カルシウム結晶。 →反応性関節炎⇒4W以内の下痢または尿道炎。非対称性の膝痛。若年成人(クラミ ジアの先行感染) |