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2007.7.2
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腎疾患 1.学校検診でタンパク尿を指摘されたら ・腎機能の検査(尿素N、血清クレアチニン) ・タンパク尿の定量 ・ASO、C3の検査 ・膠原病、心臓病、感染症の除外 2.学校検診での血尿 ・顕微鏡的→放置 ・肉眼的血尿→専門医 3.尿タンパクの検量 ・尿タンパク定量 ・尿中クレアチニンの測定 GFR=UCr×UV/PCr GFRは血清クレアチニンに反比例する。 4.尿沈査 ・赤血球円柱→糸球体由来(腎炎) ・顆粒円柱→尿細管障害(腎疾患) ・硝子円柱→タンパク尿 5.CCr=(140-年齢)×体重(kg)×PCr(mg/dl)÷72(Cockcroftの式) 6.専門医への緊急紹介 尿素N100mg/del以上、血清Cr8.0mg/dl以上 血清K値7.0mEq/L以上→緊急透析が必要であるから。 7.腎生検 USガイド下 直径1mmのバイオプシーガンを使用 10mm長の腎組織を2〜3本採取。 入院期間は1週間 急速進行型はバイオプシーは必須。 持続するタンパク尿、ネフローゼ症候群では必須。 8.生活指導のポイント ・腹筋に力を入れない(血流が低下する為) 腹筋、マラソン、バスケットは禁止。水泳、サイクリング、ハイキングは可。 ・脱水を避ける 草むしりなど |