Dr.Aの学習ノート（23）1月号【院長】私達からのメッセージ-医療法人阿部医院【在宅診療/漢方診療/終末期医療/神経難病/緩和医療/無呼吸症候群/在宅酸素】】

2008.1.4
Dr.Aの学習ノート（23）1月号【院長】

肝移植
　生体肝移植　10年生存　3/4
　　　　　　　2004.1.1　保険適応
　PBC　10年生存率80％
　B型肝炎
　C型肝炎
　　99％移植后すぐに再感染
　　5年で肝硬変
　　むやみなステロイドパレス療法は再発
　肝癌
　　ミラノクライテリアの遵守
　　生体肝移植
　　IBD

炎症性腸疾患
　UC：大腸の瀰漫性非特異性炎症。主として粘膜の病変で、全国に7万人
　CD：消化管のどの部位でも発生、非連続性全層性肉芽腫性炎症　2.2万人

　抗生剤・食餌による腸内細菌そうの乱れ、感染・NSAIDS・ストレス・喫煙による粘膜防御機能の変化

　により発症、再燃、増悪をする。

　腸はリンパ球の60％があつまった最大の免疫組織

　　　　　　　　　　UC　　　　CD
　喫煙　　　　　　↓↓↓　　↑↑↑　
　虫垂切除　　　↓↓　　　○　　　
　高い公衆衛生　○　　　　↑↑　
　精製でんぷん　○　　　　↑　
　高糖分　　　　　 ○　　　　↑　
　ファーストフード ↑　　　　↑

　2003年小腸ダブルバルーン内視鏡が開発された。
　成分経腸栄養法－日本独自、EBMに乏しい
　　　　　　　　　クローン病に有効
　白血球除去療法－UC
　　　　　　　　　ステロイド抵抗性、依存症に有効
　抗TNF-α抗体（インフリキシマブ）
　　　　　　　　クローン病に有効