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2008.1.4
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スギ花粉症患者数はこの30年の間に急速に増加しており、その有病率は人口の16%以上であると報告されています。 生命の危険にある疾患ではありませんが、スギ花粉が大量に飛散すると症状が強くなり、QOLの低下や労働生産性の低下を引き起こし、その結果経済的、社会的問題となっているとも言われています。 花粉症の治療は大きく分けると、本格飛散前治療(初期治療)と本格飛散後治療(導入療法、維持療法)です。 初期治療は、花粉飛散開始と共に、または症状が少しでも現れた時点で薬物療法を開始します。その目的は飛散ピーク時の症状を出来るだけ軽くすることです。 また、本格飛散後には症状が強くなってから始める導入療法、治療で改善した状態を維持する維持療法があります。 今年はスギ花粉の飛散量は西日本ではやや少なめ、東日本では比較的多目と予測されており、兵庫県は2月中旬頃からスギ花粉の飛散が予測されています。 適切な治療により症状の緩和期待できますので早めの受診をお勧めいたします。 |