内分泌性高血圧
・低カリウム血症を伴う高血圧
原発性アルドステロン症、クッシング症候群、DOC産生腫瘍
レニン産生腫瘍、Liddle症候群、
Apparent mineralocorticoid excess (AME)症候群
偽性アルドステロン症
・原発性アルドステロン症診断の課題
1)典型例は20%にすぎない
2)全高血圧症の10%
3)低K血症を伴わない症例の発見がキー
4)6mm以下の腫瘍は画像診断ではとらえられない。
・クッシング症候群と高血圧
1)コルチゾール過剰による症候群
ACTH依存性と非依存性
2)高血圧の合併は80〜90%である。
3)予後を左右するのが心血管合併症
4)左室肥大のみられる症例が多い
・Apparent mineralocorticoid excess (AME)症候群
・低Na血症におけるAVP分泌
CHF→心拍出量減少→有効循環血液量減少
→圧受容器(頚動脈洞、大動脈弓、左房)→延髄
↑
Tonic inhibition解除
→視床下部・下垂体系→AVP分泌↑
・Euvolemic hyponatremia
1)SIADH
低Na血症、低浸透圧血症、高張尿、脱水ない
浮腫ない、副腎、腎機能正常
血症AVP相対的、絶対的増加
2)下垂体前葉機能低下症
3)鉱質コルチコイド反応性低Na血症(MRHE)