先天性心疾患
・新生児期に心不全をきたさない→Fallot四徴症、ASD
・新生児期にプロスタグランジンE1点滴→左心低形成症候群、TGA、肺動脈閉鎖症
・β2:気管支拡張、血管拡張
Fallot四徴症 TOF
・大きなVSD+肺動脈弁下部狭窄+大動脈右室騎乗+右室肥大
・生後数か月からチアノーゼ→重症では無酸素発作やSquatting
無酸素発作→プロプラノロールの投与
・胸X-Pは木靴心
Valsalva洞動脈瘤破裂
・成人期に発症
・2〜3肋間胸骨左縁で連続性雑音
・70%にVSD合併
Eisenmenger症候群
・左→右シャント→肺高血圧→逆シャント
・根治手術適応外→心肺同時移植
感染性心内膜炎
・起因菌
急性←黄色ブドウ球菌
悪急性〜慢性←緑色連鎖球菌
人工弁←表皮ブ菌
尿路処置後←腸球菌
HOCM
・収縮期駆出性雑音の増強因子
1)左室内腔の減少←Valsalva手技・立体
2)左室収縮力の増強←運動・カテコラミン負荷
3)左室後負荷の減少←血管拡張薬
HOCMの心臓超音波断層像の特徴
・非対称性心室中隔肥厚(ASH)
・M弁の収縮期異常前方運動(SAM)
・A弁の収縮中期半閉鎖
心タンポナーデ
・心のう液貯留により心膜腔内圧の上昇→心室の拡張の障害
・原因
1)心膜炎:ウイルス性、癌性、SLE、尿毒症
2)心筋梗塞後心破裂
3)大動脈解離
4)開心術后、心臓外傷、カテーテル検査
大動脈解離
・DeBakeyT型…80%、広範型
・上行大動脈解離合併症→冠動脈閉鎖、AR、心タンポナーデ
Leriche症候群
・ASO
・大動脈分岐部の閉塞→間欠性跛行(IC)、陰萎、下肢の冷感
腎臓の機能
・一般に腎皮質は等張性に、腎髄質は高張性になっている。
・水の絶対量は遠位尿細管でアルドステロン依存性にコントロールされ、血漿浸透圧は髄質集合管で
ADH依存性にコントロールされる。
・リン・重炭酸イオンはPTHが抑制する。